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ゼロ戦 [モノ教材(模型)]

 

 以前紹介したT型フォードと同じく、今は倒産してしまったデル・プラド社の「世界の戦闘機」シリーズの1台。Yahoo!のオークションで980円。
 太平洋戦争における大日本帝国海軍の主力戦闘機である零式艦上戦闘機、いわゆる零戦(通称:れい戦、ゼロ戦)。名称の由来は、採用された昭和15年(1940年)が皇紀2600年にあたり、下2桁が「00」になったためです。設計の中心となったのは三菱航空機ですが、生産とその後の改良の中心は中島飛行機でした。この模型に付属しているスペックカードによると、A6M型全体で11283機のうち、6570機が中島で製造されたそうですが、現在の富士重工(スバル自動車)は、この中島飛行機の流れをくむ企業です(2001年に、中島飛行機の創業者中島知久平の孫で、文相も勤めた中島源太郎の二男である中島洋次郎代議士が自殺したとき、私はニュースで初めて富士重工が元々中島飛行機だったことを知りました)。現在は日産自動車に吸収された、スカイラインで有名なプリンス自動車も中島飛行機の流れをくむ企業でした。
 太平洋戦争の緒戦において圧倒的な力を見せつけた傑作機、A6M2型の武装は主翼部分の20ミリ機関砲と機首の7.7ミリ機関銃がそれぞれ2基ずつ。以前から疑問だったのが、「7.7ミリ機銃はなぜプロペラに当たらないのか」という点。同じような疑問を持つ人って、やはりいるようですね。Yahoo! 知恵袋の記事[http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=119636886]をご覧ください。 
 


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plot

デル・プラド、イタリアの本家はまだ健在で、TVコマーシャルも流れてます。
戦艦ヤマトが出来上がるシリーズや、トラクターだとか、戦史物のシリーズなど(一部「ディ・アゴスティーニ」だったかも?)、あいかわらず第1号だけお買い得と言う商法。売り上げも第1号だけが飛び抜けているはずで、本当に各シリーズ、最後まで販売続けているのか気になってます。
by plot (2007-01-21 03:51) 

zep

倒産したのはデル・プラド・ジャパンだけだったのですか。本家は健在なのですね。日本独自企画として戦国武将シリーズとかあったんですがねぇ。例によって私は最初の1つだけ(前田利家だったかな)買いました。以前帆船シリーズを最初のいくつか買ったんですが、途中で放棄、今は小6の長男がディアゴスティーニのロボットを買っています。これは最後まで販売を続けてくれないと、未完成になってしまうので困ります(笑)。
by zep (2007-01-21 06:44) 

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