青池保子『七つの海七つの空』(秋田書店) [マンガ]
半兵衛先生からエリザベス1世ネタにリアクションをもらったので、アルマダ海戦つながりのマンガを紹介。
16世紀、エリザベス1世時代の海賊を主人公にした作品。イングランド海軍の司令官で、スペインの血を引く野心家の貴族ティリアンと、彼に陥れられ非業の死を遂げた父の復讐を切望する海賊キヤプテン・レッドの戦いを描く。個人的には、キャプテン・ブラックはあまり必要なキャラとは思えませんが、少女向けマンガには必要なキャラなのかも。でも少女向けマンガでアルマダの海戦というのはスゴイ。
クライマックスはアルマダ海戦。イギリスの教科書に載ってる、ドレークが「スペイン王の髭を焼いた」話や、アルマダ海戦は一週間以上も続いたという点など、かなり詳しくかかれています。焼き討ち船で無敵艦隊の三日月陣形が崩れ、スペイン艦隊の敗北につながったことも史実通り。ケイト・ブランシェット主演の『エリザベス・ゴールデン・エイジ』では、焼き討ち船を操ったのはウォルター・ローリーでした。
昨年宝塚星組によって舞台化されました[http://kageki.hankyu.co.jp/revue/37/special/index.html]。
アルマダ海戦を描いたイギリスの切手(アルマダの海戦勝利400年記念 1988年7月19 日発行)。向かって左より、リザード岬沖の海戦(7月19日)、プリマスの海戦(7月21日)、ワイト島沖の海戦 (7月25日)、カレー沖の海戦(7月28~29日)で切れてます。あと北海での暴風雨(7月30日~8月2日)があるのですが、切れてしまいました。横に長く連続で印刷されていますので......。焼き討ち船が襲撃するのは、カレー沖の海戦です。
16世紀、エリザベス1世時代の海賊を主人公にした作品。イングランド海軍の司令官で、スペインの血を引く野心家の貴族ティリアンと、彼に陥れられ非業の死を遂げた父の復讐を切望する海賊キヤプテン・レッドの戦いを描く。個人的には、キャプテン・ブラックはあまり必要なキャラとは思えませんが、少女向けマンガには必要なキャラなのかも。でも少女向けマンガでアルマダの海戦というのはスゴイ。
クライマックスはアルマダ海戦。イギリスの教科書に載ってる、ドレークが「スペイン王の髭を焼いた」話や、アルマダ海戦は一週間以上も続いたという点など、かなり詳しくかかれています。焼き討ち船で無敵艦隊の三日月陣形が崩れ、スペイン艦隊の敗北につながったことも史実通り。ケイト・ブランシェット主演の『エリザベス・ゴールデン・エイジ』では、焼き討ち船を操ったのはウォルター・ローリーでした。
昨年宝塚星組によって舞台化されました[http://kageki.hankyu.co.jp/revue/37/special/index.html]。
アルマダ海戦を描いたイギリスの切手(アルマダの海戦勝利400年記念 1988年7月19 日発行)。向かって左より、リザード岬沖の海戦(7月19日)、プリマスの海戦(7月21日)、ワイト島沖の海戦 (7月25日)、カレー沖の海戦(7月28~29日)で切れてます。あと北海での暴風雨(7月30日~8月2日)があるのですが、切れてしまいました。横に長く連続で印刷されていますので......。焼き討ち船が襲撃するのは、カレー沖の海戦です。
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