SSブログ

ダヴィッド「マラーの死」(1793) [授業ネタ]

 ウチの学校では資料集として帝国書院の『タペストリー』を使っていますが、フランス革命のところで、ジャック=ルイ・ダヴィッド「マラーの死」(ベルギー王立美術館蔵)が載っていないのは残念。皮膚病の治療のためとはいえ、風呂に入っている最中に若い女性を浴室に招き入れるとは、なかなか肝っタマのすわった人物。一方、犯人のシャルロト・コルデー嬢はかなりの美人。
 長谷川哲也『ナポレオン~獅子の時代2』(少年画報社)には、ダヴィッドが「マラーの死」を描いている場面があります。マラーの口から飛び出した舌を切り取った、というのはホントのようですが、書いている最中に右手が腐り落ちたので縫い合わせたという話はホントなんでしょうか?
 Wikipediaによれば、フランス革命中に化学者ラヴォワジエが処刑されたのは、彼が調整請負人であったことが理由ではなく、ラヴォワジエがマラーの学会入りに反対したことにより、マラーの恨みをかったことが理由だ、という説が紹介されています。Wikipediaのラヴォワジエの項目には、ダヴィッドによるラヴォワジエとその妻の肖像画が掲載されています。


ナポレオン獅子の時代 1 (1)

ナポレオン獅子の時代 1 (1)

  • 作者: 長谷川 哲也
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2003/10/24
  • メディア: コミック



ナポレオン獅子の時代 2 (2)

ナポレオン獅子の時代 2 (2)

  • 作者: 長谷川 哲也
  • 出版社/メーカー: 少年画報社
  • 発売日: 2004/06/28
  • メディア: コミック



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。