四書の和本 [モノ教材(その他)]
『論語』3冊と『大学』『中庸』各1冊の計5冊で2800円でした。
奥付にある「河内屋儀輔」という発行者名から判断すると、1830~40年代に大阪で発行されたもののようです。木版印刷が美しいことには驚かされます。
教材として使うならば、朱熹の名が確認できるうえ、漢文の授業で生徒にもおなじみの『論語』がよいと思います。
寺子屋などで何人もの子どもたちがこれを手本に文字を書いていたのでしょう、表紙はぼろぼろで補修したあともあります。落書きも面白い。
最近は論語が静かなブームだとか。
http://news.www.infoseek.co.jp/entertainment/story/20091018jcast2009251505/
明日は菊池高校で開催される熊本県の地歴・公民科研究会に行ってきます。今年の夏に大分で発表した「実物教材」をもう一度(内容は少し手直ししていますが)発表することになっています。
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