サン=ジェルマン条約 [授業ネタ]
3年生の授業は現在、第一次世界大戦後のアジアにおける民族運動の項目。中国のこの部分、平成25年度から使用される新しい教科書ではどんな記述なのだろう.....と東京書籍の『世界史B』を読んでいたら、興味深い記述を発見。
「1919年5月4日、北京でヴェルサイユ条約に抗議する運動がおこって全国に広まり、労働者のストライキなどもおこった(五・四運動)。北京政府は条約調印を命じたが、パリの中国代表団はそれを無視し、サン=ジェルマン条約で国際連盟への加盟が実現できることを確認したうえで、調印を拒否した。中国は国際連盟の原加盟国となり、非常任理事国に選ばれるなど、国際的な地位の向上に努めた。」(355㌻)
ふむ、初めて知りました。リットン調査団が派遣されたことから中国が国際連盟に加盟していたことは知っていましたが、それがヴェルサイユ条約ではなく、サン=ジェルマン条約で実現したものだったとは......。
「1919年5月4日、北京でヴェルサイユ条約に抗議する運動がおこって全国に広まり、労働者のストライキなどもおこった(五・四運動)。北京政府は条約調印を命じたが、パリの中国代表団はそれを無視し、サン=ジェルマン条約で国際連盟への加盟が実現できることを確認したうえで、調印を拒否した。中国は国際連盟の原加盟国となり、非常任理事国に選ばれるなど、国際的な地位の向上に努めた。」(355㌻)
ふむ、初めて知りました。リットン調査団が派遣されたことから中国が国際連盟に加盟していたことは知っていましたが、それがヴェルサイユ条約ではなく、サン=ジェルマン条約で実現したものだったとは......。
コメント 0