菊池飛行場ミュージアム [たんなる日記]
気づいたらもう2月も終わり、明後日は卒業式である。明日明後日は出校日なので今日は代休。平日が休みの時は七城温泉ドームに行くのが楽しみ。今日は温泉に行く前に、 「菊池飛行場ミュージアム」に立ち寄った。というのも、菊池市で発見された旧日本陸軍の九三式単軽爆撃機のプロペラが展示されているというニュースがあり、ぜひ見てみたいと思ったからである。
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20150222-OYT8T50016.html
プロペラは木製でかなり大きいサイズ。
プロペラもさることながら、今日の大収穫は、当時軍属として菊池飛行場で練習機(通称「赤とんぼ」)の整備に携わった方から直接お話をうかがったことである。
ミュージアムでたたたま言葉を交わしたこの男性は、大正生まれにもかかわらずすごくお元気で、車を運転されていた。軍人ではなかったが、軍属として菊池飛行場で飛行機の整備に従事し、菊池から玉名、そして島根県の基地を移動したとのこと。自動車の運転免許も、旧陸軍軍属として取得したものがそのまま現在でも有効で、更新中らしい。 複葉機の上の翼から燃料を補給し、「パチンコ」と呼んでいたゴムつきの道具で3人がかりで「赤とんぼ」のエンジンをかけたこと、玉名に移動したらその「赤とんぼ」すらなかったことに始まり、面白すぎる話が次々と飛び出し、録音していなかったのが本当に悔やまれる。
・菊池飛行場には三つの組織があったので、門も三つあった。
・落下傘部隊の練習も行っており、近くの橋の上から飛び降りる訓練をしていた。
・訓練は3機編隊で行うのが通常だった。
雪が激しく降っていたある日、1番機は上昇、2番機は下降して電線を避けた。
しかし3号機は接触して墜落した。
私が「では編隊は縦に直線で飛行していたのですか?」と尋ねたところ、
「いやいや、三角形の編隊だった」とのこと。
・失速して墜落するときは、浮力がなくなるので、ストンと落ちる感じ。
・米軍の攻撃機に高射砲を撃つが、命中したという記憶はない。
飛行機の周りで爆発が見えた。
「菊池飛行場ミュージアム」は、泗水孔子公園の一角の道路沿いにある。孔子公園にはgoogleのスマホアプリ「Ingress」のミッション「孔子公園散策」も設定されていて、なかなか楽しめる。
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20150222-OYT8T50016.html
プロペラは木製でかなり大きいサイズ。
プロペラもさることながら、今日の大収穫は、当時軍属として菊池飛行場で練習機(通称「赤とんぼ」)の整備に携わった方から直接お話をうかがったことである。
ミュージアムでたたたま言葉を交わしたこの男性は、大正生まれにもかかわらずすごくお元気で、車を運転されていた。軍人ではなかったが、軍属として菊池飛行場で飛行機の整備に従事し、菊池から玉名、そして島根県の基地を移動したとのこと。自動車の運転免許も、旧陸軍軍属として取得したものがそのまま現在でも有効で、更新中らしい。 複葉機の上の翼から燃料を補給し、「パチンコ」と呼んでいたゴムつきの道具で3人がかりで「赤とんぼ」のエンジンをかけたこと、玉名に移動したらその「赤とんぼ」すらなかったことに始まり、面白すぎる話が次々と飛び出し、録音していなかったのが本当に悔やまれる。
お話をうかがった男性がご自身で保管されている貴重な記録のひとつ
・菊池飛行場には三つの組織があったので、門も三つあった。
・落下傘部隊の練習も行っており、近くの橋の上から飛び降りる訓練をしていた。
・訓練は3機編隊で行うのが通常だった。
雪が激しく降っていたある日、1番機は上昇、2番機は下降して電線を避けた。
しかし3号機は接触して墜落した。
私が「では編隊は縦に直線で飛行していたのですか?」と尋ねたところ、
「いやいや、三角形の編隊だった」とのこと。
・失速して墜落するときは、浮力がなくなるので、ストンと落ちる感じ。
・米軍の攻撃機に高射砲を撃つが、命中したという記憶はない。
飛行機の周りで爆発が見えた。
「菊池飛行場ミュージアム」は、泗水孔子公園の一角の道路沿いにある。孔子公園にはgoogleのスマホアプリ「Ingress」のミッション「孔子公園散策」も設定されていて、なかなか楽しめる。
コメント 0