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女神カーリーの像(マハカーリー Mahakali) [コレクター道①神仏像]

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 教材用にヒンドゥー教のシヴァ神像を探していて、偶然目にした女神カーリーの像。高さ約26センチ。集めた神仏像の中で、最も気に入っている。
 カーリーは、シヴァの妻パールヴァティーの別の姿。パールヴァティーは優しく柔和な姿だが、カーリーは恐ろしく凶暴な姿をとる。血を好む闘いの神であり、戦う際は極めて凶暴になる。舌を出した姿で描かれるのは、彼女が血を求めているからであり、通常は夫であるシヴァを踏みつけた姿で描かれる。

 カーリーには、ダクシナカーリー(Daksinakali「南向きのカーリー」)など様々なヴァージョンがあるが、これは「マハカーリー(Mahakali)」(「偉大なるカーリー」)とよばれる形態で、10個の顔、10本の腕、10本の足を持っている。首には切り取った生首でつくった「kapala」と呼ばれるネックレスが見えるが、「kapala」はドクロ杯を意味し、本来は頭蓋骨である。
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