ボックス入りコンパス [コレクター道②コンパス(羅針盤)]
アメリカのJohn E. Hand & Sons Company(フィラデルフィア)製の船舶用コンパス。銅製のボックスに固定されている。高さ約20センチ。
アメリカンなゴツい感じが好き。ハコの傷や凹みも、使い込まれた感が出てて味がある。
アメリカンなゴツい感じが好き。ハコの傷や凹みも、使い込まれた感が出てて味がある。
イギリス製の磁気コンパス [コレクター道②コンパス(羅針盤)]
ルネサンスの三大発明といえば、火薬・活版印刷そして羅針盤。磁気コンパスは現在でも船に使われているが、古くて形がおもしろいモノがあると、つい買ってしまう。
真北と地磁気上の北にはズレがあり(偏差)、また船自体が鉄の塊ゆえに磁気を帯びることからもズレが生じる(自差)のため、磁気コンパスの使い方は難しいようである。磁気コンパス+メルカトル図法の地図で航海するとなれば、相当難しかったと思われる。以前、帝国書院の『タペストリー』には、メルカトル図法でどうやって航海するかという方法が解説されていた。
この磁気コンパスはイギリス製で、メーカー刻印は「A Robinson & Co. Ltd, Liverpool & Glasgow」。カバーが昔の潜水具のようで、いいデザイン。両側の円筒部分はランプを入れる場所で、右側には小さなオイルランプが残っている。左側の円筒内部の形状は右側と異って、円筒形の金具がつ
いており、底部に穴がある。もしかすると電気ランプを設置するための構造なのかもしれない。
どんな船に搭載され、どこの海を見てきたのだろうだろう。
真北と地磁気上の北にはズレがあり(偏差)、また船自体が鉄の塊ゆえに磁気を帯びることからもズレが生じる(自差)のため、磁気コンパスの使い方は難しいようである。磁気コンパス+メルカトル図法の地図で航海するとなれば、相当難しかったと思われる。以前、帝国書院の『タペストリー』には、メルカトル図法でどうやって航海するかという方法が解説されていた。
この磁気コンパスはイギリス製で、メーカー刻印は「A Robinson & Co. Ltd, Liverpool & Glasgow」。カバーが昔の潜水具のようで、いいデザイン。両側の円筒部分はランプを入れる場所で、右側には小さなオイルランプが残っている。左側の円筒内部の形状は右側と異って、円筒形の金具がつ
いており、底部に穴がある。もしかすると電気ランプを設置するための構造なのかもしれない。
カバーを外した状態
左側ランプケース内部
右側ランプケース内部
右側ランプケースに入っていたオイルランプ