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紙切りが仕込まれた矢立 [コレクター道③矢立]

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千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそゝぐ。
 行春や鳥啼魚の目は泪
是を矢立の初として行道なをすゝまず。人々は途中に立ならびて、後かげのみゆる迄はと、見送なるべし。
松尾芭蕉『おくのほそ道』矢立初めの句


なぜ矢立にひかれるのかは自分でもよくわからないが、安いアイテムがあると、つい買ってしまう。象嵌の入った工芸品などは高価でとても手が出ないが、むしろ、使い込まれた風合いのある方が好みである。10年くらい前までは2本で1000円程度だったが、状態にもよるが最近は1本1000円くらいから。結構値段が上がってる。

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外見は普通のシンプルな矢立だが、内側に紙切りが仕込まれた矢立。引っかかりもなくスムーズに出し入れでき、職人技が感じられる。

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