昔の新聞 [モノ教材(紙モノ)]
先日授業で昔の新聞を回したら意外と興味深く見ていたので、Yahoo!のオークションに出ていた新聞をいくつか購入。Yahoo!のオークションでは、歴史的な日の新聞には1万円を越える値段が付くこともめずらしくないので、そこそこに教科書に載っているニュース掲載の新聞を購入。
まずは昭和10年4月7日付の東京朝日新聞第一夕刊。この6日に満州国皇帝溥儀が来日ということで、夕刊が二回発行されたらしい。味の素は奉祝の一面広告。1100円。
次は昭和10年12月1日付の読売新聞。駐米中国大使がアメリカのハル国務長官(ハル=ノートで有名)に、華北における日本の行動は九カ国条約に違反すると訴えたというニュース。100円。
そして昭和13年9月17日付の読売新聞第一夕刊。チェコスロヴァキアのズデーテン地方をめぐる動き。ミュンヘン会談のニュースなど。2200円。世界史的にも有名な出来事なので、値段はかなり上がりました。
最後は昭和17年12月21日付の東京日々新聞。中華民国主席兼行政院院長汪精衛が来日というニュース。教科書では本名の汪兆銘で載ってるけど、蒋介石も字で読んでるのだから精衛と書くべきでしょうね。500円。
へぇ~ これはおもしろいですね。こういう授業だったら世界史や日本史を好きになっただろうなぁ
by MANTA (2006-11-19 09:03)
広告などをとってみても、当時の雰囲気が伝わってきてなかなか興味深いものがあります。戦前の「小学生新聞」とかも面白いですよ。先日見せたのは「大毎小学生新聞」でヒトラー・ユーゲントが来日して、日本の子どもたちと交歓している様子。ドイツ側が右手を挙げる敬礼をしているのに対し、日本側は褌姿の少年たちが万歳をしています。ヒトラー・ユーゲントの団長さんは、なかなかの二枚目でした。
by zep (2006-11-19 09:33)