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雪舟で、み展 (石橋美術館) [たんなる日記]

 久留米市の石橋美術館に行ってきました。「雪舟で、み展」(ネーミングが九州っぽくて、イイ)という特別展が開かれてましたが、これがなかなか興味深い展覧会でした。

石橋美術館


 展示されている雪舟の作品は「四季山水図」だけですが、画材や描き方、サイン、異文化との関わりなど雪舟を軸にさまざまな視点で美術作品を鑑賞する視点を提供しようというユニークな展示会。展示されている作品は、時代やジャンルも多種多様。岸田劉生の「麗子像シリーズ」の中の一作品や、青木繁(久留米出身)の「海の幸」(重文、かつて日本史の教科書の表紙にもなっていた)、1970年の切手趣味週間のデザインとなった岡田三郎助画「婦人像」をはじめ、名品が数多く並んでいます。これで入場料500円はかなり安いんじゃないですかね。中学生以下はなんと無料!敷地内にはバラ園などがあり、ゆったりとできます。
 真打ちの「四季山水図」については、横山大観による模写や、狩野探幽の鑑定書、黒田家当主から石橋正二郎への譲渡書など、興味深い品々があわせて展示されています。10月からは「イギリス近代絵画」展。ラファエル前派のサー・バーン・ジョーンズの作品もくるらしい。こちらも見たいぞ。


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