『ザ・ハリケーン』(ノーマン・ジュイソン監督、1999年、アメリカ) [歴史映画]
映画のストーリー(キネ旬DB) http://www.kinejun.jp/cinema/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%B3
アメリカで起こった冤罪事件であるルービン・カーター事件を題材に、ハリケーンことルービン・カーターの半生を描いた作品。エンターティメント性が低く、とくに後半は淡々と進む印象が強いため地味な印象を受ける作品です。しかしながら、「正義とは何か」「人間の尊厳とは何か」を問いかけるすばらしい人間ドラマだと思います。映画と事実は異なるという点もいくつかあるようですが(http://graphicwitness.com/carter/#moviegraphics)、映画である以上100%事実ということがありえないのはわかりきったこと。
見所はデンゼル・ワシントンの演技。ボクサー時代は野性味あふれ、投獄後は年齢を重ねてからは哲学者という演技力には舌を巻くばかりです。とくにラストで連邦裁判所での休廷時、レズラに語るシーンは感動的でした。
ボブ・ディランのアルバム『欲望』のオ^プニング・ナンバー「ハリケーン」は、この映画の主人公ルーブン・"ハリケーン"・カーターのことを歌った曲。映画の中にも、ボブ・ディランがこの曲を歌うシーンが出てきます。
明日から2日間、福岡方面の高校を見学に行ってきます。訪問校では、使っている教科書や資料集、課外のテキストなどを尋ねてきたいのですが、カリキュラムをどうするかということも。九州大学法学部が地歴2科目を課すことの影響は?
アメリカで起こった冤罪事件であるルービン・カーター事件を題材に、ハリケーンことルービン・カーターの半生を描いた作品。エンターティメント性が低く、とくに後半は淡々と進む印象が強いため地味な印象を受ける作品です。しかしながら、「正義とは何か」「人間の尊厳とは何か」を問いかけるすばらしい人間ドラマだと思います。映画と事実は異なるという点もいくつかあるようですが(http://graphicwitness.com/carter/#moviegraphics)、映画である以上100%事実ということがありえないのはわかりきったこと。
見所はデンゼル・ワシントンの演技。ボクサー時代は野性味あふれ、投獄後は年齢を重ねてからは哲学者という演技力には舌を巻くばかりです。とくにラストで連邦裁判所での休廷時、レズラに語るシーンは感動的でした。
ボブ・ディランのアルバム『欲望』のオ^プニング・ナンバー「ハリケーン」は、この映画の主人公ルーブン・"ハリケーン"・カーターのことを歌った曲。映画の中にも、ボブ・ディランがこの曲を歌うシーンが出てきます。
明日から2日間、福岡方面の高校を見学に行ってきます。訪問校では、使っている教科書や資料集、課外のテキストなどを尋ねてきたいのですが、カリキュラムをどうするかということも。九州大学法学部が地歴2科目を課すことの影響は?
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