NHKの番組から [歴史ドキュメンタリー番組]
昨夜たまたま教育テレビをつけると、『知るを楽しむ 歴史に好奇心』という番組が流れていました。西暦の話で、解説は池上俊一先生。ユリウス暦やAugustの由来は有名ですが、12月25日がクリスマスとなったのは、ニケーア公会議だったとは知りませんでした。ということで、番組ではカエサルとアウグストゥス、それにコンスタンティヌスの3人の胸像の写真が並べれられていました。デレビ画面にうつってたニケーア公会議の年号、325年ではなかったような気がするのですが......?
面白そうだったので、TSUTAYAにこの番組のテキストを買いに行きました。貞享暦の話も出てましたが、授時暦には触れてありません。
NHKテキストのコーナーには、『NHKカルチャーアワー 歴史再発見』という番組の「中世ヨーロッパ生活誌」というテキストもあり、一緒に購入。講師は堀越宏一先生(孝一先生のほうではありません、もちろん)。これは結構面白い本(テキスト)でした。封建社会の特徴からキリスト教から衣食住、消費生活、技術など平易ながら興味深い内容です。
こういう話だけしとけば済むんだったら、やる方も受ける方も、高校の歴史の授業はもう少し楽しめるかもしれません。まぁ「面白い授業」と「センター試験で9割以上とらせる授業」という二点をどう両立させるか、というのも腕の見せ所でしょう。
中世ヨーロッパ生活誌 (NHKシリーズ NHKカルチャーアワー・歴史再発見)
- 作者: 堀越 宏一
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
歴史に好奇心 2007年12月-2008年1月 (2007) (NHK知るを楽しむ/木)
- 作者: 中島 貞夫
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
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