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新学期の準備 [たんなる日記]

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久しぶりに担任をすることになった。
今の学校に赴任してからは初めての担任だし、前の学校からカウントすると通算で7年ぶりの担任である。
久しぶりの担任にワクワクドキドキ.....と言いたいところだが、
なにしろ担任業務から遠ざかって久しい。
準備しなければならないことが次から次に浮かんでくる。
とりあえず教室の机と椅子をチェックに行ったところ、
他の先生方やラグビー部の生徒たちが手伝ってくれて、サッサと整備してくれた。
あと席順表つくったり、書類・ゴム印・靴箱のチェックやら当面の掃除の割り当てなどもしなくては。
それに学級日誌。
私は学級日誌に大学ノートを使っている。
紐綴じは穴の部分が破れて、バラバラになるから。
なくならないようにA4サイズのノートを使うようにしている。
書いた人と日付と時間割は最低書いてくれれば、あとはご自由に、という感じで。

手元にある昔の学級日誌を見ていたら、何かヘンだ。
日付がたびたび、それもかなりの日数飛んでるし、私のコメントもない。
それに、私が担任した2年10室の日誌のはずが、
「センターまであと10カ月」とか「○○ちゃん&△△くん、合格おめでとう」とか、
3年生の話題ばかり、授業も3年生で実施される科目や、理系と文系が混じってる。

????
あるページを読んで思い出した。

これは元2年10室の生徒たちが、3年生になっても回していた日誌だ。
卒業式の時、生徒がプレゼントしてくれた日誌である。
最後が2月27日で終わってる。卒業式の2日前。
これを書いたのは誰だろう。署名がない。
元3年2室で東京に行った卒業生.....

このクラスを担任していたとき、妻が大病を患った。
冬休み前の終業式では、平癒祈願にクラス全員で折ったという千羽鶴を贈ってくれた。
妻の病室に贈られた折り鶴を掲げていたら、
看護師さんが「先生が入院して生徒さんたちが千羽鶴を折ったということはよくありますが、先生本人じゃなく奥さんが入院して贈ったなんて初めてです。すばらしい生徒さんたちですね。」とおっしゃってくれた。
まったくその通りだ、と今でも思う。

50歳近くになり、体力と気力の衰えを感じるのは事実。
担任業務をしっかり務めることができるのだろうか?と不安がよぎる。
しかし、退任式の時に話したように、
不安なときや、きつくてサボりたいとか思ったときは、
生徒から贈られた千羽鶴を見て、自分を戒めるようにしている。
金曜日は一日会議なので、使えるのは明日と明後日の二日間。
「この担任で損した」と思われないように、しっかりと準備をしておこう。

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